テーマ:再・20

 先月投稿分は20通目の節目について書かせて頂いたが、私にとって今年はもう一つの【20】があるため、再び20にまつわる事を書かせて頂く。

 それは私にとって4月末付で、現在の会社に入社し香川県高松市に住ませて頂いて20年目を迎える事である。その過程では特に大きなけがや病気になることなく本当に感謝している。思い返してみると当社に入社する頃に母親に高松の方位を見てもらい、それがわりと良くて、ほんのごくわずかの根拠のない自信を頼りに高松に向かった事は記憶している。しかしながらそのごくわずかな自信というのが重要だったかもしれない。徳島とは隣の県だがたまに遊びに行くのと訳が違う。20~24才まで徳島で働いていた業種と同じとて徳島時代と同じようにはいかないと理解しつつも、不安の方が大きかった。

 一番苦労した点は当たり前だが、道がなかなか覚えられないのと、地元話(世間話)が出来ないので話についていけない、特に営業職でお客さんとあの高校のあの部活って強いよねや小中高の名前を聞いても話が発展すらしないのはきつかった。道は走れば覚えられるが地元ネタを克服するのは新聞を読むくらいしか出来なかったし、そこに執着するのはやめようと思った。となればセールスとしては人に会う回数をあげて商品を案内する質にこだわった。しかしながら最初の1年は鳴かず飛ばずで当時の営業報告書を見返しても一目瞭然だ。話は脱線するが香川ではうどん屋が多く朝うどんの文化があるが、うどんと言えば昼以降の食事メニューと勝手に決めつけ1年程度は朝うどんに抵抗があった。様々な反省と収穫があって今あるのだが、大事だったのは【郷に入るなら郷に従え】精神だったのかなと。様々な出会い・別れ・軋轢・うれし涙・悔し涙を繰り返してきて多くの人の支えによって今がある事をとても有難いと受止めている。そして本当に様々な方に感謝している。

 その一方で現在の世界情勢をみても【ホルムズ海峡封鎖】と【アメリカ×イラン】問題である。当社で取り扱っている製品の大多数は石油化成品である。そして日本にとって、ホルムズ海峡は非常に重要な航路である。みなさまもご承知のとおりガソリンもL200円付近まで高騰しており前代未聞な状態で、原油価格も100ドル/バレルを行き来する高水準である。封鎖が長引くとガソリンが高いだけでは済まない、シャンプーや洗剤、プラスチック製品全般にまで影響が出て価格高騰に繋がる。まさに当社でも出荷規制や価格高騰の予告などコロナ初期時代と同じような問題に直面しておりひっ迫感が否めない。GWもガソリン高騰のため観光地では車で行く人も少ないであろうと思うし観光業もマイナス要素であろう。

今年の周年として非常に大きな問題を直面し対応していかなければならいのだが、会員綱領の中にある「平和境建設のため」というフレーズが頭の中でよぎる。まさに小さな社会から大きな社会まで平和でなくてはならないが、平和という状態がいかに有難い事で難しい事なのかを日々実感している。

ドローンで○○施設に爆弾投下や暗殺など本当にネガティブな報道が続いており、戦争といっても過言ではない。1日も早くそれらの問題が解決してくれることを祈る事しかできないが、毎日手を合わせ祈っている。 

合掌 椙原