今年も早いものでお盆も終わり9月になった。私が勤めている会社は8月末が半期になるため、上半期の資料作りやプレゼン資料に追われ、数字の進捗やまとめのような事で案外やる事の多い季節柄である。一方で9月はスーパーマーケットの商品棚替えの時期(春夏から秋冬に売り場の衣替え)という事もあり、マーケティングが必須な時期でもある。
ちなみに秋冬から春夏に変わるのが3月で、概ね季節商品は年2回ほど実施される。という事でお節料理の商談時期は早い所で3月頃から、10月頃から翌年の冷やし中華等の商品打合せが始まる。平均してはその祭事から半年前が一般的である。
その上半期を振り返るに、今年2026年はおそらく記憶としてずっと忘れる事はないであろう程激動であった。まさしくイラン×アメリカの戦争である。本当に4~7月までの約90日間は商品調達・ほぼ全メーカー値上処理で、土曜の休みもほとんど出勤しリカバリーしないと回らないほど逼迫した。
メディアの【ナフサ】という言葉が全国に知れ渡るほど調達に苦戦した。値上げに関しても最大で50%上がったカテゴリーもあれば、通常は発注1カ月のところ、2~3ヵ月掛かる事が当たり前のような納期回答に愕然としながら、ユーザーに迫られ仕入先を迫る攻防で毎日続く消耗戦だった。
多少は緩和されたとしても、今年11月~12月の繁忙期はどうなるのか予想が立てにくい事が悩ましいところである。よって今は嵐の前の静けさの中で準備に奔走しているのである。
前文に資料作りとあるが、DX化の発展によりAIに補助してもらって作成している。本当に便利な世の中になったものだと痛感する。しかしながら弊害もあったりで胸中は複雑なところである。割り切って時短するところはそのようにして工夫をしているが、大抵の場合、終わる時間に大差が出ないところが興味深さを覚える。何日もかけて作られた、各自の熱のこもった資料を拝読していくと、会長先生の一文に辿り着く。
それは
【言うは易し、行うは難し】 でなはく 【言うは難し、行うは易し】 である。
読んで字の如く、言うは簡単で実行が難しいであるが、会長先生は逆を仰せである。(いつかの佼成で拝読した記憶である)
言うというのは実に難しく、反感された場合の準備や答え、万人に分かりやいものでないと意味が薄れるなどを指し、反対に、行うは素直に実行するだけである、というような一文であったと記憶している。本当にそれぞれの報告書に刺激をもらった。素直に実行するだけというのも難しい事ではある。毎年の11月12月は色々と喜怒哀楽が凝縮される、1年で最も難しい60日間であるが、様々な気付きや成果を得られる時期にしていきたいと願う。

合掌 椙原
