新年明けましておめでとうございます。
私も徳島教会長として2年目を迎えました。今年も楽しく楽しく楽しく、精進したいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
米寿を迎えられる会長先生は、年頭法話の中で、「人間は学べば星が輝いているように、心中が明るく冴えてくるといわれます」。そして「日々新たな心で、元気に活き活きと精進する一年にしましょう」と元気満々で導いてくださいます。
7日のご親教では、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を引用され、「無名の人に世界の運命は握られている。我々一人ひとりが慈悲の心で世の為になり、世界の問題を真心で解決していこう」と、本化地湧の菩薩である我々の使命を教えてくださり、日々自分を新たにする努力が必要で、それは生やさしいことではないとも。
私はこのご法話を伺いながら、会長先生から若い頃に「無名有力な人」を目指しなさいとご指導いただいたことを思い出しました。「有名無力な人」ではないのだよと。周りの評価を気にせずに、ひたすら自分を高めることに努めることと戒めてきました。
私は四弘誓願の衆生無辺誓願度と仏道無上誓願成の精神が大好きです。中の二つの煩悩無数誓願断と法門無尽誓願学は少し苦手です。ですから半分冗談で、「私の目標は二弘誓願です。中の二つは会長先生にお任せしています。」と申し上げて、よく笑われています。
本年は会長先生が年頭法話で「人間は学べば星が輝いているように、心中が明るく冴えてくる」と教えてくださいましたので、第三の誓願にも挑戦したいと思います。
さて、徳島教会の布教方針は今年も「目の前の人に寄りそえる私になる」です。
具体的に実践するための一つの柱は、(人と話すときは)「聞くを8割を心がけよう」です。自分を振り返ってみても、昨年の9割は難しかったみたいですね。少しハードルを下げて実践しやすくしました。ここのポイントは自分の中に相手の人の心が入る空間を作ることです。そのためには「手放すこと」を意識するといいと光祥様から教えて頂きました。皆さんと一緒にいろいろと手放すことに挑戦していきたいと思っています。
二つ目の柱は(家族には)「笑顔で挨拶をしよう」です。これが意外とできているようで出来ていないご家庭もあるようです。挨拶のポイントは、相手に先ず好意を持つことからです。大本の出口日出麿先生は、礼の基本はその人に好意を持つことであると教えてくださいます。開祖さまも人に接するときに、必ず相手を百点満点と見ていくと教えてくださいました。
その為に私は今年も光祥様から教えて頂く、いつも上機嫌でいよう、自由自在を心がけよう、手放すことを意識しようの三つをキーポイントに毎日の精進を重ねて参ります。どうぞ皆様、新しい年をいい年にしましょう。よろしくお願いします。
合掌