このたび、立正佼成会の平和学習で沖縄に行かせていただきました。三日間を通して多くの学びと出会いがあり、非常に濃い時間を過ごすことができました。
1日目:出発と新たな出会い
当日はほとんど寝られず、準オール状態で車を運転して岡山空港へ向かいました。空港で西条教会の重松ひろあき君に久しぶりに会えたことが嬉しく、ワクワクした気持ちで出発しました。
飛行機に乗ると約1時間半で那覇空港に到着。そこで、これから3日間お世話になる添乗員さんと運転手さんと合流し、バスで移動しました。昼食会場では偶然、自民党の国会議員・西銘恒三郎さんにお会いすることができ、大変貴重な経験となりました。
夜はホテルにチェックインし、国際通りを散策。沖縄名物のソーキそばを食べようと入ったお店で、ネパール人の店員さんと出会いました。現地の方が経営していると思い込んでいたため驚きましたが、その方はとても綺麗な方で、笑顔に癒されました。
散策の帰りには突然のスコールに見舞われましたが、その時間を使っていろいろ考え事をすることができました。さらに、宿泊したホテルが中学校の修学旅行で泊まったホテルと同じで、懐かしい気持ちにもなりました。
2日目:平和学習と慰霊碑供養
2日目は丸一日、平和学習が行われました。辺野古基地建設反対運動を20年間続けている方のお話を伺いました。正直な感想として、20年間デモを続けても基地建設は止まっておらず、現実の厳しさを痛感しました。戦争で亡くなった方々を軽んじるつもりはありませんが、戦争に負けるということは支配されるということであり、今もアメリカの影響下にある現実を強く感じました。
慰霊碑供養では、献花の代わりにお線香をあげさせていただくお役をいただきました。現地で祈ることで、戦争の悲惨さを実感し、今生きていることへの感謝がこみ上げました。「悲惨な歴史を繰り返してはいけない」という言葉の重みを深く感じました。
一方で、平和学習の場での発言や考え方は人それぞれで、価値観の違いを強く感じる場面もありました。それも含めて、自分がどう考えるかを深めるきっかけとなりました。
3日目:美ら海水族館と仲間との交流
最終日は美ら海水族館を訪れ、ジンベエザメやウミガメを見学しました。中学生の修学旅行を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
飛行機の出発時間まで少し時間がありましたが、高校生や同行者と雑談したり、笑い合ったりしてとても楽しい時間を過ごしました。國富教会長さんから「仲良くなるにはまず相手の名前を覚えて呼ぶことが大事」と教えていただき、積極的に名前で呼ぶよう心がけたところ、自然と打ち解けることができたのが嬉しかったです。
学びと決意
この三日間を通じて、時間を守る大切さ、人を納得させることの難しさ、そして世界は自分中心では回っていないという当たり前の事実を改めて実感しました。人それぞれ育った環境や経験が異なるからこそ、考え方や目標も異なるということを深く学びました。
また、「嫌なことがあっても、流せることは流す」という教えも心に響きました。Mさんからいただいた「そんな相手に時間を使うだけ無駄」という言葉は、これからの人生でも大切にしたいと思います。
何より、國富教会長さんをはじめ、段取りを整えてくださった皆さんに深く感謝しています。今回の平和学習を通じて、「今生かされていることを忘れず、1日1日を必死に生き抜こう」と決意することができました。
この沖縄での三日間は、私にとって忘れられない経験になりました。現実的な教えを実践できるように、これからも目標や志を持ち続け、死に物狂いで頑張っていきたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。






















きょーすけ