会社では、よく「属人化にならないように」「可能な限り属人化を減らすようにしよう」と言われることがある。意味を調べると【業務の進め方や必要な情報・判断基準が特定の個人に依存し、その人が不在になると業務が滞る状態を指します】とネットに出ている。一方で属人化にも対義語があり、それは「標準化」になり更に調べてみると【手順・ルールを統一し、誰が担当しても同じ品質で業務を行える状態】となっている。
ここで私が何に疑問をもったかと言うと、昨今AIの普及により、今やっている仕事や業務が格段に減っていく想定の中で、その人にしかできない【オリジナリティ】や【オンリーワン】などの要素が今後より明快に問われるようになっていくという事である。
確かに上記の属人化では会社は回らない、しかし標準化だらけの集団が本当にお客様から見て魅力的なのかどうかである。もちろんサービスなど再現性の求められる標準化は必要必須と言えよう、しかし時代は進化し続けている事からして標準化をアップデートさせないと市場から飽きられる。つまりは属人化の要素も実は大切な事なのではないかと考える。何事も表裏一体というが、まさしくその通りである。そしてAIには出来ない、その時の雰囲気や間から生まれる突発対応こそが前向きな属人化でオリジナリティに繋がっていき、それらを標準化させていけばアップデートになる。
まさしく、法は人によって尊しの極みみたいに感じる。これからの会社人は何か特別な技能などではない、その人がくりだす強みが必要になっていくと思う。
ではそれらをどうすれば会得できるのか??その本質は量をこなさないと見えてこない、質より量でないかと感じている。遠回りだがトライアンドエラーを繰り返して検証、再実行し続けるしかないとも言われている。
属人化というワードも前向きに肯定する事も実は大事だと感じる今日この頃である。

合掌 椙原
