サッカーW杯2026

梅雨も明けて本格的な猛暑になっており体調管理も難しいと思いますが、皆様くれぐれもお身体ご自愛なさってください。

さて今回の思いやり通信は先般行われたサッカーワールドカップの事を投稿したいと思う。我が日本代表は大会前より歴代最強と名高いチーム編成。選手も海外リーグのトップチームで、スタメンを勝ち取る選手も増え、ポテンシャルや経験など、土台が前回大会と比べても格段にレベルアップしている。しかしながら、直前での主力選手の怪我によってチームコンセプトを方向転換せざるを得ないほど、非常に難解で危惧される事の方が多かった。

特に個人的には【三苫選手】の怪我でワールカップに出場できない報道を受けて非常にショックであった。それほど三苫選手は諸外国から警戒され、チームにもたらす戦術や攻撃(実は守備の貢献度も高い)に多大なバリエーションを与えるほどの脅威である。ここまで攻撃を牽引し、対戦国から警戒心を抱かせる選手は、過去の日本代表選手の中でも稀有である。

1戦目のオランダ戦は朝5時に起きて観戦した。結果2-2の引き分けで終わったが、本当に久しぶりに興奮した。両者にらみ合いの前半から後半に入り、相手エースのファンダイクに頭で一発浴びせられた。今までの日本なら、ペースを崩してズルズル後退するのが常であったが、前回カタール大会より戦いぶりが変わってきた事を証明するが如く、1点を取り返したのであった。この日本×オランダ戦は、初戦カードの中でも好ゲームの一つに上がるくらい海外からの評価も高かったようで、本当に素晴らしい試合だった。

続くチュニジア戦では攻撃陣が奮闘し4-0の快勝、スウェーデン戦は1-1の引き分け、予選2位で決勝ラウンドに進んだ。スウェーデン戦では朝8時からであまり見えなかったが、高松市内の車の通行量が著しく少なかったと記憶している。

続いて運命の決勝ラウンド初戦のブラジル戦では、佐野選手の日本ワールカップ歴代トップくらいのゴールで先制点を奪取した。これはあくまで個人的な初見だが、前半28分で比較的早い時間に先制点を取れたのは、ゲームプランの中で想定していたパターン内では下の方でなかったのかなと。残りの約62分間のブラジルの攻勢を受けきれるのか?魔が若干入ってしまったのではないかと感じた。

森保監督は外見からは見えにくいほど、実は起用や戦術は攻めている。後半に入って若干不可解な交代などもあって機能せず、結果ロスタイム痛恨の逆転ゴールを献上して敗戦になった。非常にショックであったがアルゼンチン×イングランドの試合も同様に、1点リードして後半に守備的な選手を投入したが機能せず、逆転負けを見るのがサッカーの恐ろしさである。

日本ブラジル戦については非常に賛否が分かれ、善戦したと言う人もいれば、ボール支配率からして圧倒負けと言う人もいる。サッカーのみならずスポーツの結果と言うのはそのようなものであるが、個人的には今後の日本サッカーの未来を見据えて言えば辛口にならざるを得ない。もっと積極的交代によってチームを活性化していれば・・・たらればではあるが。しかしこのような真剣勝負の繰り返しがチームや国を発展させていく起爆剤になるであろう。

世論では2026年が歴代最強と言うが、実は2030年の方がタレントは豊富であることから大いに期待できる。日本での環境がそうさせてしまうのかもしれないが、圧倒来な個の力がまだまだ不足している。確かに組織力では対抗できるが、メッシやクリロナ、エムべパ、ハーランドと言った圧倒的な個の力が現代サッカーでは不可欠である。特に39歳のメッシには脱帽と言うか言葉にならないくらい凄まじかった。

サッカーとは【止める】【蹴る】の要素の上に成り立っているが、1人あたり1試合90分を通して止める、蹴る、運ぶ(ドリブル)をトータルしても精々積算3分程度(DFで2分)と言われている。残りの約87分程度はボールに触れることなくスペースを消す動きや周囲を活かすフリーランなどである。よって自分のところにボールがくると、限られた時間でベストパフォーマンをしないとチームを牽引出来ない。という事は、日ごろからの想像や準備が何よりも重要と言えよう。

それはサッカーのみならず実生活においても想像や準備の連続である。六花の会でいうど真剣とは、日ごろの想像や準備×行動であると、何となくだが、そうではないかと感じる。

ちなみにスペインではサッカーの養成についてカリキュラムの土台があるようだ。長くなるのでは割愛するが、高校生くらいまでにやる事リストが存在していると、YouTubeで見たことがある。もっと日本にサッカー文化が根付いて、観る我々の視座が上がる事が発展の重要な一つと言っても過言ではない。ワールカップと言う世界最高峰の戦いでみるガチンコサッカーは面白いし、今後の日本サッカーにもっと期待していきたい。

                                  合掌 椙原