先日の12月14日、本部大聖堂にて第3回仏教精神に学ぶ経営者の集いに参加させて頂いた。開催テーマは「ど真剣に未来を拓く」で経営者サンガが心を高め経営を伸ばす、新しい経営哲学の創造に取り組み、その実践ができる経営者のネットワークを広げていくこととするがコンセプトである。

熊野理事長より挨拶後に、長崎教会の幸さまと板橋教会の柿沼さまからの体験分かち合い発表があり、光祥さまと参加者の語り合い(座談会)が大まかな次第である。
本会で光祥様が御出ましになるということで多くの経営者サンガが本会に参集した。
つたない感想であるが、私見を述べさせて頂きます。
まず私が感じた事で一番強く印象に残っているのは、自分自身への疑問が生じた。それはなにかというと本会では「ど真剣」というワードを多用しているが、自分自身が本当にど真剣になっているのか?である。体験発表者や座談会で意見交換されている方々の話を聞いているうちに、そのようにふと思った。確かにそのような方々と事象は違うのは当たり前だが、経営のために六花の会や自教会の中で様々な方から色々なアドバイスや助言を真摯に受け止め素直愚直に実践なさった結果、従来より歯車が変わり好転しているのだと。まずは自分自身へのバイアスや執着が強いうちはいくらアドバイスが良くても聞けない、本当に目の前の事象に困って他者のアドバイスを真摯に受け止めて実践されてきたんだなと鑑みると、
み教えもそうであるが、まず聞くという事の体勢から変えていかなければならないと感じるようになっていた。ど真剣に語ろう(発信)も重要であるがど真剣に聞こう(受信)の方にアップデートしていきたい。光祥さまも会員サイトの法座で次の事を仰せになっている。
「信仰をしていれば劇的なことも起こる事もあるけど、普段のちょっとした出会いの中が軽やかになる」
きっとその出会いというのは単に人と会うだけの意味ではなく、色々な目の前の現象の事も含まれていると受止めさせて頂いている。その軽やかになるというワードは今後自分のテーマとしてあげたいくらいである。
そのような自身への疑問を通して、まだ自分が知らない自分への未開拓の部分が多くあるのではないかと前向きに感じさせて頂いている。もっと自らの可能性を引き出すためにも聞く(受信)という事はとても重要なことであると強く感じている。
また六花の会を通じて様々な方との交流を通じて、受信~発信の幅を広げる事と、出会いが軽やかになっているのだろうか?と内省できる自分へと繋げていきたいと思う。
2025年12月も本件で今年最後になる。18通目であるが、2026年も継続し投稿させて頂く。おもいやり通信を読んでくださった方々に深く御礼申し上げます。
ありがとうございました、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年みなさまが多くの幸に恵まれますよう祈念させて頂きます。
合掌 椙原
