今月のお花(パートタイム1)

9月のお花(エニシダ、スターチス、ゆり、キイチゴ)

きれいな場所は、不安にならずに過ごすことができます。気分の変化に囚われずに過ごしてもらいたいという気持ちで生けさせていただきました。今回の生け方は立盛体という形です。真っ直ぐにピンとしているのが特徴です。(Oさんのメッセージ)

・エニシダの花言葉は、主に「謙遜」「卑下」「清潔」「豊穣」などがあります。これらの花言葉は、かつてこの木の枝がホウキとして使われたことにちなみ「清潔」や「きれい好き」となりました。また、「謙遜」「卑下」は、兄を殺害した弟が後悔の旅に出る際、兄への懺悔としてエニシダの枝に話しかけていたという物語に由来します。

・スターチスの花言葉は「変わらぬ心」、「永久不変」、「途絶えぬ記憶です。ドライフラワーにしても色あせず美しさが保たれる特徴に由来しており、愛や友情の永続性を表します。

スターチスの主な花言葉変わらぬ心、永久不変、 途絶えぬ記憶。
色別の花言葉
紫:上品、しとやか
ピンク:永久不変
黄色:愛の喜び

・百合の花言葉は色によって異なり、一般的に白いユリは「純潔」「威厳」、ピンクのユリは「上品」「富と繁栄」、黄色のユリは「陽気」「偽り」、オレンジのユリは「華麗」「愉快」などの意味があります。特に白いユリは聖母マリアの象徴とされ、純潔のシンボルとして広く知られています。
黄色のゆり
花言葉:陽気、甘美、偽り、不安
由来:明るい黄色は「陽気」を連想させる一方で、ヨーロッパでは不誠実や嫉妬の象徴とされることもあり、「偽り」や「不安」の意味も持ちます。

・キイチゴの花言葉は「愛情」「尊重される」「謙遜」「深い後悔」などがあります。これらの花言葉は、ラズベリーの甘酸っぱい実や、トゲに覆われた姿、繁殖力の強さなど、その特徴に由来しています。
花言葉の由来
愛情・幸福な家庭:ラズベリーの甘酸っぱい実がケーキやジャムの材料になることから、愛情や幸福な家庭を連想させます。
謙遜:葉の形と対照的に小さな実をつける様子から、「謙遜」という花言葉が生まれました。
深い後悔・羨望:鋭いトゲを持つ姿や、繁殖力が強すぎて庭に植えたことを後悔する様子が由来と言われています。
尊重される:大きな葉の上に小さな実が点々と付く姿に由来するという説があります。
贈り物にする際の注意点
キイチゴにはポジティブな意味とネガティブな意味の花言葉が混在しているため、贈る相手の状況や関係性を考慮して選ぶようにしましょう。


        合掌💐 よしえ