みなさま、改めてあけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年の年始1通目の思いやり通信は「紅白歌合戦のBz」について書かせて頂き、早1年と振り返ると、時の流れる体感は以前に増しているように感じる。年越しは暦の兼合いで例年より多く休暇を頂き、ゆっくり実家で過ごさせて頂いた。
その中で感銘を受けた事について話をさせて頂くと、まずは箱根駅伝での青山学院の黒田選手である。箱根駅伝は毎年数々のドラマがあり注目して視聴しているが、今年の青学は前評判もそこまで高くなく、まさかの1区で後れをとった。徐々にペースがあがり5区のエース黒田選手に襷が渡った。その時の差はなんと「3分24秒」。駅伝やマラソンでは非常に難しい距離で、しかも山登りの極めて難所である。まさに原監督の采配ズバリであるが、その差を詰めて追い越したときには本当に鳥肌が立った。箱根駅伝を熟知している原監督のレース前の予想では、黒田選手は5区ではなかったと記憶している。世論をみても花の2区ではなく今後は特殊な山登り区間がエース区間と呼ばれるのではないかと言うほどであり、本当に感銘を受けた。
もう一つ感銘を受けたのは昨年同様「紅白歌合戦」である。本当に懐かしいAKB48の神7メンバーや、いつまでたってもお綺麗でアイドルの松田聖子さんには、一瞬にしてその時代に戻してもらえる不思議な力を感じる。歌はその時代時代の象徴であることからタイムスリップする感覚がなんとも言えない。
中でも最も個人的には昨年のBz同様枠のような出演の【矢沢永吉さん】である。言わずと知れた日本ロックシーンの代表で、本当の意味での重鎮であることは誰もが知っているが、御年76歳であることには衝撃である。登場の仕草やしゃべり方、立ち振る舞い、歌唱力をキープするだけの普段の見えないトレーニングや自制、全てにおいて矢沢永吉を頭のてっぺんから足の指先まで通して演じている。76歳であの声量を出すのとパフォーマンスするには血のにじむ努力がある事と察する。

矢沢さんを見ていて圧巻なのは観ての通りだが、ふと自分自身について疑問が湧き始めた。それは、自分は自分自身のフレームをぎりぎりまで使えているだろうか??実は自分の可能性としてまだ未開拓な部分があるのではないかという点である。やりたい事、やりたくない事を決めるのは、その時々で自分の先入観や今までの経験値に基づいている。やりたくない事は自分にとって苦手な事ともとれるが、実はそこにも新たな可能性があるのではないかと考えるようになった。
そのテーマをどのように実践していけばよいのかを考えた時に、とても参考になるのが本部会員サイト内にある光祥さまの湘南教会での映像配信である。やりたくない事を判断する基準には、自分にとって得か損かという判断が含まれている。すぐに出来る事ではないが、やりたくないと判断する一瞬の気持ちを手放す事は重要なのではないかと。食べ物の好き嫌いについても、嫌いなものが体によいと思うと急に食べ出すようになって、知らぬ間に好物になっている事は誰しも経験がある。反対に、好きな食べ物が実は体にとっては良くないという事も多々ある。まさに「良薬は口に苦し」である。
昨年はたくさんの方のお陰様で色々な事を学ばせて頂き、今年は矢沢さんの映像を通して、その学びが少し具体化してきたのに気づいた。先日の思いやり通信でも書かせて頂いたが、普段の出会いが軽やかになるというのは、そのような自分の幅が徐々に広がっていく事ではないかと思う。よって今年も様々な方と出会い、自分自身のフレームを拡張できる年にしたいと感じている。
合掌 椙原
