会員さんが、参拝時によく「よっこらしょ」と言って椅子にお座りになる。「もう恥ずかしいやろ」と照れ笑いしながらお話されているところをよく見ます。私は障がいがあるので、何かするときは独り言のように「今から何々をするよ!」って身体に言い聞かせながら行動しています。動作に集中でき、動きやすくなるので、照れなくてもいいのになあーって思ったので、インターネットで調べてみました。

座るときや立つ時に口から出てしまう「よっこらしょ」
立つときに「よっこらしょ」と言うのは、力を入れる動作や姿勢を安定させるために発する掛け声です。脳科学的には、運動パフォーマンスの向上やリラックス効果が期待できます。
【効果】
・下腹部(体幹深層筋)を収縮させることで姿勢が安定し、動作がしやすくなる。
・息を吐くことでエネルギー消費が増え、自律神経が整い、リラックス効果も高まる。
・前頭前野の働きを抑え、余計な考えを減らし、運動パフォーマンスが発揮しやすくなる。
・小脳の働きを活性化し、無意識的に運動しやすくなる。
・無意識にお腹の筋肉に力が入る為 体幹が安定して腰の負担が減る。
実は・・・魔法の言葉なんです!!
「よっこいしょ」の語源
修験者が山を駆け上がる時「ろっこん~しょうじょう~」と駆け声を上げて登るそうです。信仰へのお題目が力を授けてくれるという事で、転じて力が必要なときの掛け声になったとされています。
それが日常で力を入れるときに使われるようになったそうです。
「六根清浄」→どっこいしょ→よっこいしょ
「六根」:私欲や煩悩・迷いを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官をいう。
「清浄」:煩悩や私欲から遠ざかり清らかで汚れがない境地。
☆魔法の言葉☆
「よっこいしょ」と声に出すと無意識にお腹の筋肉に力が入る為 体幹が安定して腰の負担が減ります。
「よっこいしょ」と言うのは年配の方にみられるかもしれませんが腰痛対処としては理にかなっています。(インターネット検索)
座る時も「よっこいしょ」ということで脳に指令がいき、身体に力が入り圧迫骨折等の予防にもなるのではないかと思います。【よしえの考え】
みなさん「よっこらしょ」の掛け声と共に、健康に過ごさせていただきましょう。
合掌 よしえ🐾