プレゼント - 渡す側の喜び

プレゼントという言葉を聞くと、何かわくわくドキドキする気持ちになる人は多いはず。

私が過去にテレビ番組でみた内容で印象的な事をそのワードから回想する事がある。

それはプレゼントを渡す側、もらう側に分かれるものだが、どちらの喜びが大きいのかを検証するテレビ番組であった。

私としてはもらう側だろうと決めつけてみていたのだが、結果は渡す側(与える側)の方が脳科学的に喜びは大きいというものだった。

その大きい内容というのは、人は他者のために何らかのポジティブな影響を行使できた時に幸せを感じる、という特徴を誰しも持ち合わせているという点である。

それは他者のためにやっているようで、実は自分のためにもやっている事でもある、という解釈をされていてすごく印象的なものであった。

プレゼントというと、お金で何かを買って与えると思いがちだが、本会では【無財の七施】という事を教授いただいている。

誰かに寄り添って相談を聞いたり、他者を元気づけたり、一生懸命誰かのために頑張ったり、言葉がけなど、それらは大きな括りでプレゼントを渡すことに繋がるのではないかと思う。

私もだが、ついついもらう方の喜びに重きを置いてしまいがちで、してくれない、言ってくれないなど不平不満を漏らすことが多くあるが、1日1個でも他者にプレゼントを渡していきたいものである。

最後に、鬼滅の刃 竈門炭治郎の名言から
「人のためのすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし」

椙原